僕の前に萌えは無い、僕の後ろに萌えは出来る。マイウェイその5

マイウェイを初日に見て早や6週間…まさかこんなに長引きーのこじらせーのするとはの~。

エンジンのかかりが遅くて結局5回しか見れないまま、24日をもって殆どの劇場で終映となりましたが、取り敢えず云いたい事は全部吐き出せ自分!まだまだ行くぜ、とことん行くぜ、クドいと云われても一向に構わんぜ!!

あ、こんな腐女子語りに気持玉打ってくださって有難う御座います!励みなります!

てなワケで主に辰雄とジュンシクの関係について語ってきましたが、思うに、やはり誰が演じるか、と云うのは大変重要だなあと、この映画を見ていてつくづく感じましたね。

このキャストだったからこそ此処まで萌えたんですわ(≧∇≦)。

何つっても二人の、あの体格差!
182センチとデカくてブ厚いドンゴンさん(正直マラソンランナーの体格じゃないけどね/笑)の隣に、176センチで超細身の華奢なオダギリさんが寄り添うと、何かもうそれだけで、ああエエわぁ~wwwな感じになりますが、もしコレがオダギリさんと同年代の他の有名日本人男優だったら…?

因みにパッと思いついたオダギリさんと同い年(同学年)の男優が坂口憲二と伊藤英明なんやけど、もう想像しただけで爆笑もんやった(^_^;)。
何この肉体派同タイプ!二人ともドンゴンさんより背ぇ高いし!ルックスも精悍で似たタイプ!

…アカン、アカン…やっぱり男二人の並びは、全く違うタイプでないと!

辰雄役はオダギリさんしかいないと思ったとかブチ上げてる監督も、聞いた話ではホントは辰雄役に木村拓哉を起用したかったと云う事らしい…って、キムタク240日も拘束出来るかい!!(笑)
…まあ真偽のほどは定かではないが、本当だとしたら、日韓を代表するトップスターを使いたかったって事だったんでしょうな。

オダギリさんにオファーしたのは彼が韓国で人気のある日本人男優で、しかもドンゴンさんと同い年を演じても違和感ない年齢で、且つドンゴンさんとは違うタイプの秀でたルックスの持ち主と、条件が揃ったからでしょう。
戦争映画は女性に敬遠されがちなので、女性にも見てもらえるようルックスの良い役者を使いたかったみたい(笑)。

韓国ではメゾン・ド・ヒミコがヒットしたので、オダギリさんは韓国で人気があり知名度も高い…って事は私も知ってました。あとジョゼ虎もヒットして、妻夫木くんも人気が高いんだけど、アレ?両作品とも監督&脚本が犬童一心&渡辺あやだな…(笑)。しかも妻夫木くんも日韓青年W主人公モノ映画(何故かラストで突然BLっぽくなるんだな、これが。キスしてるしな。いや人工呼吸ですが/笑)に出てるな…。こっちは日韓両国資本の合作だけど。

しっかし、マジ辰雄役がオダジョーで良かったよ\(^O^)/

辰雄の傲慢と狂気と激情の下に透けて見える脆さと繊細さ、名家のお坊ちゃま育ち故の気位の高さ、それらに見合ったノーブル且つ冷徹さを兼ね備えた美貌は、今まで見た事の無いオダギリさんではあるけれど、これまでオダギリさんが演じてきた役の全てがそこかしこに感じられ、非常に魅力的でしたもの。

辰雄は最初のうちは完全なヒールで、ジュンシクを見る目だってものすごーく冷たい。
競技会までは「目障り」とか「冷ややか」程度な視線だったのが、ノモンハンでは狂気すら含んだ凍えるような「冷酷」な瞳。
だけど辰雄の顔つきや表情や瞳は、競技会→ノモンハン→ラーゲリ→独ソ戦→雪山越え→ノルマンディーと、運命の転変による心情の変化とともに色を変えていく…。
それとは対照的に、最初から最後まで徹頭徹尾何も変わらないジュンシクの存在が、辰雄の変化を余計に際立たせていると思いますね。

前半と後半で全く別人のような辰雄だけど、オダギリさんの的確な演技が、辰雄のキャラクターをちゃんと筋の通ったものにしていると思います。
この映画に否定的な意見の人達でも、オダギリさんの演技については絶賛している方が多いのも、頷けると云うものです。

取り敢えず、深手を負った辰雄が、初めてジュンシクの名前を記号としてではなくパーソナルな意味で呼んだ時の、あの潤んだ瞳の縋るような表情に、キュン死にしなかった女なんて、オレは絶対に信じないぞ(爆)。

それにしてもジュンシクと辰雄の体格差は、辰雄の痛々しいキャラクターを更に強調してませんかね?
ひとまわり体の大きいジュンシクと殴り合いになんぞなったら、どう考えても絶対に辰雄が不利に決まってる!案の定最終的に組み伏せられちゃいますが、あの体格差で辰雄はよく頑張ったと思うのよ?
さすがに空我だっただけのコトはある…って、番組が違うやろ!(b^ー°)
因みに、あの殴り合いのシーンで、辰雄がナイフを下段に構えるカットがあるんだけど(カット割りが激しいもんで殆ど一瞬)、それがめちゃくちゃポーズが決まってて超カッコいいのよ~(;∇;)/~~
やっぱり流石もとヒーロー役者ねえって感心しちゃったwww
ま、オダジョー本人はクウガは事務所命令でイヤイヤやってたらしいけどね。おおっと脱線してるぞ(^_^;)

あと、雪山でぶっ倒れてジュンシクに背負われるトコとかも痛々しい。もう虚勢を張る気力も失せて大きなジュンシクの背中に寄りかかったまま…。

殺し合いをすれば命を救われるわ、戦場では庇われるわ、ケガで倒れたら助けられるわ、それまで高圧的に振る舞ってきた相手にとことん情けをかけられて、ある意味辰雄は非常にかっこ悪くて情けないイタいキャラ。
本人にプライドがあれば耐え難い醜態だし屈辱だろうけど、もう辰雄のプライドはボキボキに折られちゃって欠片も残っておらず、堕ちる所まで堕ちた空っぽの人間になってる。
見てるこっちは辰雄が元々気位の高い、気性の激しいキャラだって判ってるから、痛々しさが余計真に迫ってくる。
でもそれも、辰雄の外見がああであればこそでしょう。
辰雄役がオダギリジョーである事の真髄はそこにある。

辰雄は痛々しいキャラなのだ。痛々しいキャラが、どーんと構えた如何にも男らしい男ではイカンのだ。繊細で折れそうな外見の男でないと辰雄にならないのだ。

辰雄の痛々しさはクライマックスまで続く。
脚を負傷したジュンシクに、辰雄が肩を貸して走るシーン。
ジュンシクを支えて立ち上がった時の、ジュンシクの半分くらいしかないんじゃないかと思わせる辰雄の華奢さが、男の友人同士と云うより、ヒーローに寄り添うヒロインのようで痛々しい。

とゆーか、もう辰雄ヒロインだよね?辰雄がヒロインでいいよね!?少なくとも中盤以降は完全に辰雄がヒロインだよね!!

二人で走る姿もカメラ位置の関係で、辰雄が肩を貸していると云うより、ジュンシクが辰雄を庇っているように見えてしまう。
走る度に乱れて揺れる辰雄の長い前髪も、ヒロイン度を上げている。
この前書いた「絶品の表情」は、前髪の乱れ具合まで完璧なのだ!

嗚呼チクショウ。6週しか持たなかったのって悲しいなあ。絶対に腐女子受けする作品なのになあ。
パンフレットのスチール選びも完全に間違ってるし、ソフト化の際は、もちっと手広く調査して、どこに需要があるかきちんと見極めてから宣伝しなさいよね!と意見したくなる…どこが発売元になるか知らんけど。

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