萌えをたずねて三千里 マイウェイその6

いや、12,000キロっちゃあ大体三千里やないですかってコトで!!(゜∀゜;ノ)ノ

とうとう腐女子語りも月をふたつ跨いで6回目に突入ですよ~(^。^;)。エラいこっちゃ!!(°□°;)

そんなワケで前回は、マイウェイが実は辰雄がヒロインの悲恋物語であると結論付けたワケですが…。
いや、違。

うん、でも辰雄の髪の毛が長かったのは、どう考えても「この人がヒロインですよ」と云うオーディエンスに向けた記号としか思えない。
長いだけでなく、毛先がしっかりくるんとカールさせてある(爆)。
髪くるんくるんです。
走る度にふわふわぱさぱさ毛先が跳ねます。可愛いです。

爆風で吹き飛ばされて起き上がったら、ゆるやかにウェーブした髪が、はらりと顔にかかります。色っぽいです。

ノルマンディー海岸で、細腰を更に強調させるようなハイウエストの作業着に身を包んだ辰雄が、長い前髪を跳ねさせながら労働に勤しむ姿は、きっと東方部隊の皆さんの目の保養と云うか心のオアシスだった事でしょう。
ノルマンディー辰雄は皆のアイドル……って何ヘンな方向にハナシ振ってるんだオレは(^_^;)。

そんな辰雄がですね、ジュンシクの亡骸に取り縋って泣き崩れてるんですよ?
連合軍兵士(米兵だよな多分)も困ったでしょうね。
「抵抗するな!立て!」とか云ったって、辰雄には立ち上がる気力すりゃ残ってないのは一目瞭然!
仕方なく無理矢理辰雄をジュンシクから引き剥がそうとする米兵。

しかしジュンシクから離れたくない辰雄は、そこでようやく激しく抵抗!もしかしたら俺も一緒に殺せ!とか云っちゃってるかも。
で、抵抗したもんだからぶん殴られて気絶して捕虜として収監される。

そうなってもジュンシクとの永訣に心を引き裂かれたままの辰雄は、ただただ悲嘆に暮れるばかり。
元々激情家だから三日間くらいは泣きはらしてるはず…当然食事なんか喉を通らない。
嘆き悲しむあまり日に日に弱っていく辰雄に米兵もだんだん同情的になってくる…。

ストレンヂアの木卯が辰雄の様子を見たら、まあ間違いなく「夫を亡くした妻のようだ」と云うでしょうな(爆)。

東アジア人種の男性として、最上位に属するルックスを持つ未亡人辰雄の、憔悴しきった凄絶な美貌と色気に惑わされる米兵が続出しそうで怖いわ~(;_;)。

しかし何処へ行っても何故か自分を助けてくれる男をGETしてしまう超モテ体質の辰雄の事だから、きっと親身になって世話焼いてくれる、監視役とかの若い年下の米兵とかが現れるのよ~。
友達が亡くなって悲しいのは判るけど、こんなアナタを見ている天国の友達はもっと悲しいよ?とか何とか励まされて、漸く辰雄は我にかえったりしてね。

思い込みの激しい辰雄の性格からして、本当は出来る事ならジュンシクと一緒に死んでしまいたい!って最初は思ったんじゃないですかね~。
ジュンシクを京城の家族の元へ連れて帰る事が辰雄の全てだったから、それが失われた今、もう生きている意味がない…。
でもジュンシクが今際に、お前は必ず生きて帰れと云ったから、もう辰雄は死ねない…。
辰雄、ジュンシクの云う事ならもう何でも聞いちゃうから。思い込み激しいから、それが愛する人の望みだと云うなら、云う通りにしちゃうから。重い男だな辰雄…(-.-;)

…だから云われた通り、自分がキム・ジュンシクだと云う事にしちゃったでしょうね。
あの当時の事だから記録とる側も外人部隊の一兵卒の事なんか深く調査せず適当に処理しただろうし。

それに辰雄は、京城のジュンシクの家族に彼の最期を伝えなければとか、ジュンシクに代わって自分が彼の家族を支えなければとか云う風にも考えたかも。

前に書いた通り、辰雄はジュンシクの為なら自分の事はもうどうでもよくなってるので、平気で長谷川辰雄としての人生を捨てそうです。

ジュンシクが生きていたら、自分のしてきた事に責任を取る方向で行動するでしょうけど、彼の死によって辰雄の中でやるべき事の優先順位が変わったと思います。
だから辛かろうがみっともなかろうが酷な目に遭おうが、辰雄は生きていくと思います。

それがプロローグとエピローグのロンドン五輪に繋がるワケだけど、あれってどうなんでしょう?

現実的に考えて、戦前、陸上選手としてあんなに顔の売れていたジュンシクに、辰雄が成り代わって五輪に参加する…なんてどう考えてたって無理でしょう?

なので私はあれは、ジュンシクが最後に見た夢なんじゃないかと思ってます。
若しくは、夢と希望と生命を引き継ぐ事をマラソンに仮託して、国と民族を超越した辰雄のその後の生き方を暗示したイメージシーンかなと。
よく見てもらえば判ると思うけど、辰雄のユニフォームには、国を表す文字も国旗のマークも入ってないんですよ。

つまりそれが監督のメッセージと云う事なのでしょう。

監督が何故国と民族を超えた日韓青年の友情物語を作ろうと思ったのかは判りませんが、いや、何となく判るけど今は書くのは止めとこう(笑)。

と云うワケで、何か辰雄の事ばっか書いてるんだけど、いや~、だって辰雄の方がキャラとして面白いし目を引くしイジり甲斐があるし可愛いし…(≧∇≦)。

でもジュンシクの最期のシーンで、何故彼がああ云ったのか判らないセリフがあるんです。
次回はその辺を考察しようかと!

モチロン腐女子的にね!!

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